瞑想で感じる効果や変化って人それぞれ違うものですが、不思議な体験をするという人は多いといいます。
私自身も仕事であんまりやれない時期もありながらも3年近くは瞑想を続けました。その中でどんな変化や効果があったか書いてみようと思います。
どのくらいやってた?
スポンサーリンク
まず、私が瞑想をやってたのは主に寝る前です。
理由は特にないのですが、朝とか昼の太陽の出てる時間ってなんかジッと出来ないんですよね。なので夜のお風呂上りの寝る前、リラックスしてるときにやることが多かったです。
時間も仕事の休みの日は長めの1時間だったり何ですが、普段は20分とか短いときは5分で寝てしまったりとバラバラでした。
集中できるときというのはやっぱり適度に体力もあって身体が整っている状態のときが多いように思います。
疲れが溜まっていたり、食後で満腹すぎるときなんかは集中できませんでしたね。
私の瞑想はけっこう自由に自己流にやっていて姿勢も寝姿勢とか掛け布団を足に負担のないように敷いたりしてます。自分がリラックスできる姿勢が一番だと思ってます。
瞑想を始めたときはほんと1分も無思考でいられなくて、ジッとしてるだけなのにすごい集中力がいることに驚きました。
でも回数を重ねるごとにホントに少しずつですがその時間が長くなってきたり変化や効果のようなものを感じられるようになってきました。
脳に感じる効果
一番はじめに感じたのは脳に対する変化でした。
なんと表現したらいいかわからないんですが、瞑想をはじめると必ず脳が
ビキビキッとした音を感じるんですよね。
いや、ピシピシ…ッでしょうか?
呼吸と共にそんな音がして、なんというか神経が刺激されて回路が出来ているような面白い感覚です。
瞑想を始める以前にストレスが原因で鬱っぽかったのもあって脳に膜というかモヤのような麻痺した感覚があった時期があったんです。
でもこのピシピシっという感覚はそれの逆をいくような脳に酸素や回路ができる感じで爽快感のような心地よさがありました。
なにも考えないことって意外に集中力がいることで、それに脳の回路を使ってるんでしょうか?
でも瞑想を始めてから脳はクリアな感じが保たれるようになったと感じます。
時間の感覚がない
自分で時間の感覚というのが分からなくなるときがあって体感としては10分くらいかなと思っていても1時間や2時間近く経っているときがありました。
集中しすぎて時間を忘れる感覚と似てるかもしれません。
快眠できるようになった
瞑想を始める前はよく寝てから朝起きるまでに2回くらい起きてしまうことが日常のようにありました。すぐにまた眠れてはいたんですが眠りが浅かったんだと思います。
身体も疲れやすく慢性疲労のような状態が続いてました。
そこから寝る前の瞑想をはじめると瞑想での深呼吸が良かったのか無思考の状態が良かったのか、はたまた瞑想自体の効果か分からないですが気持ちがいいというような睡眠がとれるようになりました。
まさに快眠!といったような感じで朝に気分が爽快なのです。
これは私の相方さんも瞑想をはじめて言っていたので共通することなのかもしれません。寝る前や朝起きたときに嫌な思考をしてしまいがちだったのが無くなって心地いい睡眠がとれるようになったようです。
今や相方さんは瞑想を睡眠導入剤と言っています。笑
身体の感覚や境界線がなくなる
さきほど言った脳の効果は毎回だったんですが、今までで2回しか体験できなかった感覚もありました。
どちらも凄く瞑想を長くやっていたときに起こったことでした。といっても1時間くらい経ったときでしょうか。
この感覚になったときはどちらも「なにも考えないように」と意識して思考を無くそうとしているときではなくて
瞑想してる最中に瞑想してることを忘れてたというか、日常でもボーっと一点見つめてたり意識ないような「あれ?いま自分なにしてた?」って時と似てるようなときに起こりました。
身体と世界のいつも感じていた境界線のようなものが消えていく感覚があり、フッと気づいたら自分が空間だけのようなそんな存在になっていました。
いつも感じてた足のしびれも、肩の重みや、手の温度、そういった感覚が全部失われてただ一点に自分がいるような、そんな不思議な感覚。
そんな感覚がどのくらいか分からなかったですがしばらくユラユラと不安定に続いてから元の感覚に戻りました。
これはタイミングなのか、どんなに集中しようと思っても滅多にまた体感できるものでなく未だに同じような変化を感じることはなかなかないです。
でも、あの個人ではない自分が溶けだしていくような感覚は驚くものがありました。
いまのところ私が感じた変化は効果は以上のようなものです。
私の父は10年以上を瞑想を続けた結果、たくさんの気付きを得たようで性格がとても穏やかに、優しく変わりました。
今は亡くなってしまってどんな体験をしたのか聞けなかったことが残念ですが、苦労の多く荒れた時代もあった父は瞑想をしていなかったら自分は死んでいたかもなと笑いながら話していました。
優しくなってからの父は本当に穏やかで、まっすぐで、今を、目の前の人を大切に生きていました。そんな父に少しでも近づけるようにこれからも瞑想を続けていきたいと思います。
スポンサーリンク