同じ悩みを繰り返しモヤモヤ考えてしまうを解消するためには

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昨日読んでたコミックエッセイ「キレる私をやめたい」を読んでとても共感を得た部分があったのでシェアがてら書き込みます。

自分の悩みを相談するとき、具体策やアドバイスをもらってもなんだかなにかモヤモヤが続く。いつまでも同じことに繰り返し悩んでしまう。

「特になにか言われたわけじゃないんだけど。。」と思ったときその原因はこれかもなと思いました。


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「状況」にアドバイスしてしまう

大人になればなるほど、人というのは人生経験も積んで記憶や知識が増えていきます。それ自体は悪いことではないけれどついつい人の話を聞いてるときも自分のこれまでの経験や情報といったものが急に浮かんで話したくなる。

これは誰でも経験あることじゃないでしょうか。

しかし「状況」の背景は人によっては様々で、感じてることも一様に同じではありません。

例えば会社の仕事量が多すぎてついていけない、、ということを悩んでる人がいます。

そのことを相談すると大体の人は「もっと周りと話し合ってみたら?」とか「転職した方がいいんじゃない?」とか「わたしも昔そういうことあってね、、」とその人の状況について自分だったらこうする、こうしてみたら?ということを自分の経験に照らして無意識に提示してしまいます。

けれど、その人が本当に悩んでることは「仕事を上手くこなせない自分への罪悪感」「自分に合ってる仕事かわからない」「辞めたら他に仕事が探せるか不安」などなどいろんな要素が絡まっている可能性があります。

その場合、その人が本当に分かってほしいのは「今の自分の不安な気持ち」です。

そんなときの具体的なアドバイスはときに「そうじゃないの」とその人に消化不良感、わかってもらえない、指摘されたような気持ちなどを生み出してしまいます。

悩みを繰り返してしまう理由

そんなときに有効なのがその人の「心」を感じるコミュニケーションです。

状況を頭で考えて判断するのではなく、その人はいまどんな気持ちでどうして欲しいのだろう?と「心」に注目すること。

これは本書でも実践の効果として以下のことが書かれてます。

自分の子供が急に「ブドウたべたい!」と駄々をこねはじめたときいつもの反応で「ブドウないよ!」「オレンジならあるよ!オレンジで我慢して!」と言ったところ「やだやだ~ブドウがいいの!!」と泣きはじめてしまいました。

そこで筆者はこの方法を思い出し、子どもに

「そうか~ブドウが食べたかったんだね」

「ブドウ好きだもんね、残念だね、、」

とその子の気持ちを考えて受け答えしたところ子供は泣き止み、落ち着きを取り戻しました。そのタイミングで「ブドウはないんだけど、オレンジでいい?」と聞いたところ子供は「うん」と聞き入れてくれたのです。

キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~ (バンブーエッセイセレクション)

気持ちを受け容れてもらえると余白ができる

これは私自身にも経験があります。

長年ずっと同じことで悩み続けモンモンとしていた時期。

人に話しても「こうすれば?」「こう考えれば」のアドバイスをされ頭で分かってても消化できないような、そんな毎日の繰り返しでした。

自分でも毎日同じことばかり考えてる自分、愚痴のようなことを言ってしまう自分になりたくないと次第に人にも話さなくなる。

でも心の中はいつも未消化の想いで溢れていました。

そんなある日、信頼できる人に出会いその悩みを一言二言ポツリポツリと話したところ、その人はただただ寄り添うように聞いてくれました。

「それは辛かったね。。」

と言われた瞬間、涙が止まらなくなり、子どものようにしゃくり上げるように泣いてしまいました。

 

そして驚くことに、ずっと悩んでいたことがその日から一切頭に浮かんでこなくなったのです。

心に寄り添うことで人は癒される

長年繰り返し悩んでいたことがその日を境に浮かんでこなくなるというのに私自身が一番驚いていました。

状況に対する打開策がなくても、なにも改善されなくても人に理解してもらえるだけでこんなに心が軽くなる。

そして軽くなることで生まれた余白に新しい視点を取り入れられるのです。

以前は自分でいっぱいいっぱいだったのに、今はスッと人の意見が入ってきたり新しいことに目を向ける余力のようなものがでてきたのです。

この経験があったからか、私は本書のこの子供とのエピソードがとても腑に落ちました。心に目を向けることで人は未消化だったその気持ちを消化することが出来たのです。

人との接し方において大事なのはまず、その人の気持ちに寄り添うこと。

「話す」ことで「放す」こと出来、心が解放され、前に進んでいける。これはコミュニケーションもそうですが普段から自分自身の心にも意識を向けることも大事だと思います。「キレる私をやめたい」でも、自分の心を人や自分に無視され続けた結果、パニックを起こすようにキレるようになったそうです。

実体験と共に心に集中するようになってキレることが無くなった著者の言葉には凄く説得力があります。

現代社会ではつい理性理性で状況にたいする判断ばかりを優先してしまいがちです。

もし、なにか囚われるような気持ちの悩みを抱えていたら、一度心に目を向けて自分を見る。安心して話せる場所を探すことが大事かもしれませんね。

当たり前だけど見過ごしがちなそんな大事なことを改めて気づかせてくれた良い本でした。とても読みやすくそれ以外にも大きな気付きが盛り込まれた本書、ぜひみなさんにも読んで欲しいです。



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投稿者: わん吉

楽しさと遊び心を大切に。

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